API Search Engine とは、e-StatのAPI統計データを、簡単な操作で検索し、データ内容の閲覧を行うシステムです。
検索した統計データを画面上で確認する以外に、利活用しやすい構造に整形したCSVやJSONで取得することも可能です。
フォームに入力した文字列を、「searchWord」パラメータに指定し、APIにリクエストします。
統計表の表題やメタ情報等に、指定した文字列が含まれている統計表を一覧で表示します。
e-StatのAPI機能と同じく、AND 、OR 、 NOT を指定して複数ワードでの検索が可能です。 (東京 AND 人口、京都 OR 大阪 等)
オプション指定について | |
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調査年指定 | 「surveyYears」パラメータに調査年を指定します。(本システムでは月の指定はできません。) |
データ取得開始位置 | 「startPosition」パラメータに、データの取得開始位置(1から始まる行番号)を指定します。統計データを複数回に分けて取得する場合等、継続データを取得する開始位置を指定するために指定するものです。 |
データ取得制限件数 | 「limit」パラメータに、データ取得制限件数を指定します。省略時は10万件です。データ件数が指定したlimit値より少ない場合、全件を取得します。 |
ドロップダウンリストで選択した統計分野コードを、「statsField」パラメータとして指定しAPIにリクエストします。
おおまかな分野(大分類)で検索することもできますし、細分化された分野(小分類)での検索も可能です。
オプション指定はキーワード検索と同様です。
選択した統計調査名の政府統計コードを、「statsField」パラメータとして指定しAPIにリクエストします。
統計調査名が分かっているときは、こちらから検索するのが便利です。
オプション指定はキーワード検索と同様です。
小地域とは、市区町村よりも小さい単位である町丁・字等のことです。
国勢調査や経済センサスでは、小地域を単位とした詳細な集計も行っており、その集計結果をAPIで取得することも可能です。
地方分権が進み、地域自治が重要視される時代となりました。その地域の特性を生かした事業を進める上でのエビデンスとして、統計データを活用しない手はありません。
APIから動的にデータを取得したデータを視覚化することで、様々な地域分析に使えると思います。
小地域集計について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
地域メッシュ統計とは,緯度・経度に基づき地域を隙間なく網の目(メッシュ)の区域に分けて,それぞれの区域に関する統計データを編成したものです。
政府統計では、一辺が約1kmの基準メッシュ、一辺が約500mの2分の1メッシュ、一辺が約250mの4分の1メッシュなどが使われていますが、APIで提供されているのは、今のところ基準メッシュと2分の1メッシュのみのようです。
小地域集計と同様に、アイディア次第で面白いことができそうな、API向きのデータであると思います。
地域メッシュ統計について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
社会・人口統計体系は、別名「統計でみる都道府県・市区町村のすがた」といいます。
人口・世帯、自然環境、経済基盤、行政基盤、教育、労働、居住、健康・医療、福祉・社会保障など、国民生活全般の実態を示す地域別統計データを収集・加工し、これを体系的に編成し整備したものです。
基礎的な統計データが、都道府県・市区町村別に網羅されていることから、API機能を用いることにより様々な用途に使えると思います。
ただ、市町村の廃置分合による影響で、市町村ごとにデータ構造が異なりますので、アプリ開発には注意が必要です。
なお、社会・人口統計体系にはLOD版もあります。
データの種類はAPI版のほうが多いですが、使いやすさの面では、LOD版のほうが上かな、と個人的には思います。
統計データ検索で表示された結果の、統計表名リンクをクリックすると、その統計データを取得する画面に遷移します。
各パラメータを指定し、「統計表データ取得」ボタンをクリックすると、統計データが表示されます。
各要素のコード番号 | データの次元(ディメンション)要素に対応するコード番号を付加するかどうか、のパラメータです。 ダウンロードしたデータをコード順にソートして利用するときは、コード番号付きデータを取得すると便利です。 |
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地域指定 | 「cdArea」パラメータに、標準自治体コードを与え、取得する地域の絞り込みを行います。 地域ごとに集計されている統計データについては、このパラメータにより絞り込むことができますが、地域ごとに集計されていない統計データにこのパラメータを与えると、何も取得することができないことになります。 どの地域区分により集計したデータであるかは、統計表タイトルを見れば分かるようになっています。 |
データ取得開始位置指定 | 「startPosition」パラメータに、データの取得開始位置(1から始まる行番号)を指定します。統計データを複数回に分けて取得する場合等、継続データを取得する開始位置を指定するために指定するものです。 |
データ取得件数の上限 | 「limit」パラメータに、データ取得制限件数を指定します。省略時は10万件です。データ件数が指定したlimit値より少ない場合、全件を取得します。 |
表示された統計データは、CSV及びJSON形式でダウンロードすることができます。(文字コード:UTF-8)
また、JSONは、オリジナルJSONとシンプルJSONを選択することができます。
オリジナルJSONは、APIの元データのJSONをデコードし、見やすく改行整形しただけもので、その構造は元データと全く同じです。
シンプルJSONは、利活用しやすい形に構造自体を変えたものです。
具体的には、ヘッダと値とを分け、それぞれをJSONオブジェクトの「データ」として格納している元データに対し、シンプルJSONは、ヘッダと値を対にし、ヘッダをJSONオブジェクトの「キー」に、値をJSONオブジェクトの「データ」に当てはめたものです。